考えてみよう。都市農業の多面的機能。

平成27年11月2日から3日にかけて、明治神宮・宝物殿前広場にて、第44回東京都農業祭が開催されました。東京都農業祭は、東京都で生産される農畜産物の品質改善、栽培技術の向上、生産意欲の効用を図るともに、首都圏の住民に、東京農業の担う重要性の理解を深めていただくことを目的として開催されております。また、都市農業の日（11月2日）の制定元年に当たり、記念式典も執り行われました。

本農業イベントにて、ブースを設置し、都市農業のはたらきについて情報発信を行いました。本農業イベントには、農業関係者をはじめ、農業に興味のある方、また近隣の住民の方などが訪れていることから、多くの方々に興味を持ってもらうために、パネル展示を行い、立ち止まってくれた方々に都市農業のはたらきについて説明を行いました。また、ブース前では、パンフレットを挟んだクリアファイルを配布し、広く情報発信を行いました。

都市農業への関心の薄い人たちにも興味を引いてもらうために、農産物やエコバッグのほか、都市農業のはたらきを表すイラストの入ったマグネットを配布し、少しでも都市農業に興味を持ってもらえるよう、工夫しました。

ご来場いただいた都市農業への関心が薄かった方々からも「都市農地の防災という機能に初めて気が付いた」「都市農業が盛んになってほしい」といった声が聞かれました。