さいたま市見沼田んぼのクールスポット

都市部ではヒートアイランド現象による気温上昇が問題になっていますが、都市農地が緑地や水面を提供することでヒートアイランド現象の緩和が期待されます。平成 20 年度に埼玉県環境部が、農地(水田)を含む地域を対象に、移動観測による詳細な熱環境調査を行った結果、さいたま新都心に近接する見沼田んぼ付近で、水田は市街地に比べ、0.52℃~1.32℃低く、周囲より気温の低いクールスポットが形成されていることが分かりました。

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農地のクールスポット形成と冷気のにじみ出しの様子(さいたま市見沼田んぼ付近)

(出典:「埼玉県ヒートアイランド現象対策事業(H20年度)-調査報告書-」埼玉県環境科学国際センター)

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