市民農園と農業体験農園
市民農園では市区町村や農協、農家から区画を借りて比較的自由に市民が農作物をつくることができます。農業体験農園では農家が経営する農園で園主のきめ細かい指導の下で、初心者でも比較的容易に栽培を体験できます。平成25年3月現在、都内には市民農園は478農園、農業体験農園は90農園が開設されています。
市民農園
区市町村や農業協同組合が農地を借り受け、または農家自らが所有する農地を、10~15㎡程度の小区画に区切り、都市住民のレクリエーションの場として利用してもらう農園である。 自分で何を作るのか考えて、比較的自由に農作物を栽培することができる。 貸付の期間は、1年から3年程度となっている。
【クラインガルテン】
市民農園の1つの形態として、契約した区画内に、野菜や花等を栽培する農園の他、休憩・宿泊等に使用する簡単な小屋を併設した「クラインガルテン」がある。
ゆとりや癒し、農や食への関心などから、都市だけでなく農村にも生活拠点を持つ二地域居住を求める人向けの施設である。奥深い山や清流、地域住民との交流の中で、のんびりと優雅な田舎暮らしが堪能できる。
農業体験農園
農家自らが開設し、都市住民に利用してもらう農園で、利用者は30㎡程度の区画の中で、農園主のきめ細かい指導のもとで農業体験を行うものである。このため、素人でもお店に並んでいるような野菜を作ることができる。 複数年の継続利用が可能なところや、一部に在住市民でない人でも利用可能な区画がある。
出典:東京都産業労働局農林水産部
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/nourin/nougyou/hozen/taiken/