農業体験農園の利点評価に関する調査
農業体験農園利用者にアンケート調査を行った結果によると、農業体験農園の利点として、「自分で作った野菜が食べられること」や「道具や肥料の準備が不要で手軽」であることに加え、「利用者同士の話」や「地域や利用者同士の交流」などが評価されていることがわかりました。これらの交流創出機能については農業体験農園のほか、市民農園等でも同様の評価が得られる可能性が高いと思われます。
※平成16年度8月~10月に練馬区内9か所の農園利用者1,120名へ調査票を郵送配布するという形で実施※調査票の回収状況は,配布総数1,120に対し,有効回答数は410,回答率は37%となった※5段階評価で「とてもそう思う」を5点、「全くそう思わない」を1点、その中間を2~4点とした
(出典:山田崇裕・門間敏幸(2006)「農業体験農園が利用者に及ぼす効果の解明-農業体験農園利用者の意識とその変化に基づいて-」,農業経営研究44(1),67-70,2006-06-25,日本農業経営学会)