新たな層として外国人留学生にも都市農業を知ってもらうきっかけを作りたい！と、平成28年10月24日に東京都三鷹市内において、都市農業魅力発信モニターツアーと称し、在日の外国人をターゲットに都市農業を体験するツアーを開催しました。
参加者の皆さんには一日を通して気づいたこと、感じたことなどをその都度写真を添えたSNS等でたくさん発信していただきました♪
《ツアー内容》
国際基督教大学の留学生10名が参加し、吉野農園、JA東京むさし緑化センターの方々同行のもと、まずは都市農業の魅力や現状、工夫などをお話を伺いました。狭い土地を有効に利用するために、養鶏とキウイ栽培の両立をしている光景を見て、参加者の皆様も大きな関心を寄せていました！
次に農園のすぐ近くに設置している直売所（自動販売機）に行き、実際に売っている野菜や果物、卵を購入し、そのシステムに触れました。もの珍しさもあり買ったものを見せ合ったり、農家の方に調理方法を聞いたりと笑顔が見られました（＾＾）
続いて、根岸農園にてカリフラワー畑の除草体験を行いました。留学生たちは狭い通路で腰をかがめて除草をする大変さを実感していて、「大変だ～！」と泥だらけになりながらも一生懸命取り組んでいました。SNSでは、農家の方々の苦労の上に野菜が出来上がっている ということへ感謝する言葉がありました。
最後にJA東京むさしにて直売所見学をした後、ワークショップを開催し、自国と日本との違いや、都市農業の工夫など気づいた点をあげていき、「日本人に都市農業の魅力を実感してもらえる方法」を話し合いました。若者や小学生向けに何か学習体験の機会を作ることや、「大都会の東京」の裏側(知られざる一面)として都市農業を紹介する、羽田空港などで自動販売機を置くなど、留学生だからこその新たな視点がたくさんのアイディアを生み出してくれました☆
今回のツアーを通して国境を越えて都市農業を見つめる機会を作ることが出来ました!!
