東京「農」の風景 景観コンテスト(JA東京中央会)
JA東京中央会では、都市生活に快適な環境を提供し心の豊かさを与えてくれる「農業」「農地」の保全のために平成20年度より毎年東京「農」の風景・景観コンテストを実施しています。
—- 受賞作品紹介 —-
“あきる野の住宅街に広がるスミレの絨毯”(香川昭広氏)
第16回 (平成24年度) ふるさと東京むらづくり塾長賞/東京「農」の風景・景観コンテスト実行委員会長賞
花苗を育てる香川さんは、市内でも有数の花卉農家です。パンジー、ビオラを作り始めて16年になります。毎年、秋から冬にかけ、産業祭や直売所、量販店などに大量に出荷するため、ほ場は花で埋め尽くされます。色は20色、数は1万2000鉢以上にもなり、カラフルな風景は閑静な住宅街の中で癒しのスポットとなっています。
“町田市能ヶ谷の高台にある畑”(神蔵邦博氏)
第16回 (平成24年度) 東京「農」の風景・景観コンテスト実行委員会長賞
東京都・町田市にある小田急線・鶴川駅周辺は、マンションやビルなどの高い建物が立ち並び開発が進んでいます。そこからわずか5分ほど離れた神蔵さんの畑からはマンションやビルだけでなく、その上に広がる青い空を見ることができます。この景色に足を止めて眺めていく人も多く、四季さまざまな空と畑の自然が作る景色を楽しむことができます。
“農地と住宅の共存による新たなまちづくり”(小平市小川町一丁目土地区画整理組合)
第16回(平成24年度) 東京都都市整備局長賞/東京「農」の風景・景観コンテスト実行委員会長賞
小平市小川町一丁目土地区画整理組合事業では生産緑地と住宅が共存するまちづくりを実現する土地区画整理事業を進めており、平成25年中の事業完了を予定しています。建築物等を適正に誘導するため、土地区画整理地とその周辺地域を含む約27.5haの区域では、1.低層住宅地区2.住宅地区3.文教地区4.環境地区と4つの地区に区分して、地区計画を定めています。
※掲載例はいずれも第16回(平成24年度) 東京「農」の風景・景観コンテスト受賞作品です。
※『農地と住宅の共存による新たなまちづくり』の土地区画整理事業については、平成26年5月時点でほぼ完了しています。
(出典:JA東京中央会 http://www.tokyo-ja.or.jp/photo/index.html)