考えてみよう。都市農業の多面的機能。

平成28年12月10日、世田谷区立喜多見農業公園にて、防災＆収穫イベントが行われました。

とっても寒い中でしたが、畑に集まってくれた方々に、まずは「地震などの災害時に、都市の畑はどのような機能を持つか？」ということについてレクチャー。みなさん、とても真剣に話を聞いてくださっています…。

レクチャーの後は収穫体験です。公園内のダイコン、小松菜、春菊、ホウレンソウの収穫体験を行いました☆ダイコンって、なかなか抜くのに力がいるのですね。。

立派な野菜がたくさん育っていました。

そして、お待ちかねの炊き出し体験！収穫した野菜を使って、お味噌汁やダイコンの塩もみ等ができあがりました。冷えた身体に、あたたかいお味噌汁が染み渡ります。自分たちが一生懸命収穫した野菜をつかっていると思うと、ことのほか美味しく感じます♪

参加された方からは、「都市農地の防災という機能について考えさせられた」「近くにこのような畑があることに安心する」といった声が聞かれました。お家のすぐそばにある畑が、いつ起こりうるかわからない災害時に、とても役に立つということは、皆さん意外だったようです。近隣にお住まいの皆さんは、収穫した野菜はもちろん、余ったお味噌汁まで、お家からお鍋や器を持って来られてまでテイクアウト！お家でも、今日作ったお料理を囲みながら、防災と都市農業について、お話してくださっているといいなあと思います。